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筋力の低下と考えるか、筋力が発揮できていないと考えるか
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    いつも忙しくさせていただきありがとうございます。

    本日のテーマは、筋力の低下と考えるか、筋力が発揮できていないと考えるかです。

     

    私たちは、常識的に健康を維持するためには筋力を鍛えなければならないということを信じていると思います。病院の先生においても痛みには筋力を鍛えなさいとよく説明がなされることだと思います。

     

    しかし、私が病院で主任理学療法士として勤務していた際には、痛みを改善するために筋力を強化することはありませんでした。それは、痛みが発生するメカニズムを考察すると、筋力の低下が直接の原因になっていると考えられないからでした。しかし、膝の痛みなどで病院を受診されている方の多くは、筋力の強化を指導されることが多々あると思いますが、痛みがどのような原因で発生したのかを十分に考慮して指導されているのか疑問が残ります。

     

    私たちのカラダは、通常、効率的に動くことができていれば日常生活に必要な筋力が不足することはありません。これは高齢者においても同様です。しかし、関節に痛みが出たり、股関節が硬くなって動きにくくなった場合、確かに筋力の低下と感じることがあると思います。例えば、カラダのふらつきが出たり、膝が抜けそうになったり、立ち上がりに反動が必要になった場合などです。

     

    このような場合、筋力が低下したと実感される方も多いのですが、実際に筋力テストを行ってみると普通に筋力が保たれている例も非常に多いため、その原因を精査する必要があります。筋力はあるにもかかわらず、動くときに筋力が発揮できてい場合です。こうしたことをどのように解釈するかが痛みの改善においては非常に重要になってきます。

     

    結論から申しますと、このように脚や腕の筋力がうまく発揮できていない場合は、カラダのメカニズムが崩れているということを表しています。簡単に言うと姿勢が様々に崩れて体幹の安定が得られていないので脚や腕に力を入れることができないのです。車で例えますと、いくら高出力のエンジンを普通の車に載せていても、エンジンの力でボディーが歪んでしまうため、うまくエンジンの力を発揮できないのと同様です。車の骨組みをしっかりとさせないとエンジンの力が道路に伝わらないのです。

     

    このように、筋力だけに注目しても、その対応は全身の可動性や安定性に及ぶため非常に複雑になってきます。筋力トレーニングを行ってもさほど変わらない、パフォーマンスが上がらないとさらに高い負荷で追い込む方もみられますが、ぜひ筋力が発揮できていないという視点でコンディションを見直してみてはいかがでしょうか?

     

    フィジカルデザインは、スポーツ選手の痛みへの対応だけではなく、

    スポーツ選手のコンディションについても徹底的に研究しております。

    なお、スポーツ選手の痛み、コンディションについては

    フィジカルデザインのサイトをご覧ください。

     ●スポーツの痛みになぜ悩むのか

     ●コンディションの考え方

     

    皆様のご活躍を応援しております。

    フィジカルデザイン

    | トレーニング | 01:38 | comments(0) | - |
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