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エディーHCが思う日本の部活 20年変わらない疑問と「言われた事をよく聞く日本人」
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    いつも忙しくさせていただき誠にありがとうございます。

    本日は、ラグビーの前日本代表ヘッドコーチ(HC)で、現イングランド代表HCのエディー・ジョーンズ氏が、長年見守ってきた日本のスポーツ指導の現場をどう見ているのか独占インタビューの記事がございました。現在の日本の教育現場を非常に分かりやすく表しておられますのでここに転載いたします。文字の色付けは私が行いました。

     

    https://the-ans.jp/bukatsu/bukatsu-discussion/35751/

     

    「もし、ラグビーと出会っていなかったら、どんな人生を歩んでいたのか」

     そんな問いをジョーンズ氏にぶつけてみると「高校の教師になっていただろうね」と即答した。

     

    それほど、ラグビー界の世界的名将にとって子供を指導し、成長させることに興味、関心は強い。実際、社会人としてのキャリアのスタートも母国・豪州での高校教師だった。

     

     そして、1995年に東海大を指導するために来日し、翌年から東海大コーチ、日本代表フォワードコーチに就任。ラグビー指導者としての人生を歩み始めた。その後のトップリーグ、代表HC時代を含め、長年に渡り見てきた日本の育成年代のスポーツ指導現場は、どう映っているのか。

     

    「変わっていないと思う。それは今、見てもだ。日本で指導をしていた頃から、代表監督として20年後に戻ってきた形になるが、高校、大学の指導の仕方は全く変わっていなかった。

     

    上から『私が監督だから言う通りにやれ』というスタイル。時にはそう言わなければいけない時もあるが、そこが変わらないといけないと感じている」

     

     97年に日本を離れ、各国で指導を歴任。W杯の経験を経て、12年に日本代表監督に就任した。その間、日本の“トップダウンスタイル”の指導は変化していないと感じ、疑問を呈した。なぜ、上意下達の指導には問題があるのか。弊害は、選手の主体性を奪う可能性にあると指摘する。

     

     

    上意下達で試合の理解度は深まるか、「言われたことをよく聞く日本人」の課題

    「そのやり方では、結果が早く出るかもしれない。日本人は言われたことをよく聞くので、言われた通りにやることができるからだ。ただ、試合への理解度が深まらないかもしれない。ラグビーに関していえば、コーチがメインになっているスポーツではない。選手がメインになってやらないといけない。サッカーも同じように思う」

     

     目先の結果という“即効性”のメリットはあるが、それは競技を高度に理解し、長期的な選手の成長を阻むデメリットがあると見ている。特に、ラグビー、サッカーのようにプレー中は選手の主体性が求められる競技では、なおさらのこと。指導者にとって難しい課題ではある。

     

     では“上意下達の指導”を脱していくため、世界一の経験を持つ名将が思う一流の指導者のあるべき姿とは何なのか。ジョーンズ氏は「2つの条件」を挙げてくれた。

     

    まずは知識を持っていること。そして、相手を勇気づけ、モチベーションを高めるマネジメントスキル。それは選手はもちろん、スタッフ、環境に対してもすべきことだ

     

     競技に対する深い知識と、選手を掌握するマネジメント――。それこそが重要になるという。実際、日本の指導者を見て、足りないと感じる部分があるという。冷静な口ぶりで現状を分析し、弱点を指摘した。

     

    「知識はあると思う。少し不足しているのはマネジメントの部分だ。もっとやる気を出させるようになれる。日本の伝統的な指導法は上から言うこと。30年前は機能したかもしれない。しかし、今は人間関係が重視され、教育のスタイルも変わっている。上からではなく、巧みに誘導しながら選手が学びを得られるようにすべきだ」

     

     では、指導者は選手とどう接するべきなのか。ここに“エディー流”のコミュニケーションの秘訣がある。「指導者が言葉を発する時、ただ淡々と言うのではなく、ポジティブな効果を得たいのであれば、言葉の選択に気をつけるべきだ。反対も同様。ネガティブな効果を与えたい時も、言葉に気をつけている必要がある」と言う。

     

     

    腕組みして“上から言う”時代は終わり、エディーHCが思う指導者の在り方

     こう話した上で「練習で指導者が何か話す時は3つのポイントがある」と挙げ、アドバイスを送る。1つ目は「間違えたことの修正」、2つ目は「良かったことの称賛」、そして3つ目は「モチベーションの向上」だ。ジョーンズ氏は「練習中に話す場合はなぜ自分が話すのか、目的を持って言葉を発しないといけない」と言葉を添え、こう力説する。

     

    「ゲームを通じてチームワークを教えてあげてほしい。チームワークはこれだと言葉で教えるのではなく、ゲームを通じてこういうものだと教える。例えば、このシーンで良かったという映像を見せてあげること。そういうプレーをしたら褒め、ご褒美をあげる。いいチームワークをしていなかったら、すぐに罰を与えることが重要になる」

     

     日本のスポーツ指導について熱く思いを語ってくれたジョーンズ氏。最後に、日本の指導者に向け、メッセージを送った。

    「全体的に成長することが必要だ。指導において非常に重要なことは、試合より高い強度を与えて練習させること。

     

    それがただの練習以上の効果を生み出す。そうして自分を高められるようにストレスをかけ、その後に休ませるという繰り返し。バランスが大事だ。高校では練習を毎日やっていると思うが、しっかりと休ませてバランスを取ることが重要になる。その上で、若い子は自分で自主トレできる環境を作ってあげることを大切にしてほしい。

     

     今、アカデミーなどではコーチの指示でやっている現実がある。もし私がアカデミーを作るなら、休みを必ず週1日与え、若い時から自分たちで自主トレをできるようにやっていくだろう。今、コーチの役割も変わってきている。20年前は腕を組んで見ているだけ、命令形の指導をさせているだけで良かった。

     

    ただ、今は自分たちで発見したり、学びがあったりと誘導する指導法に変わってきている。それを達成できるようにうまくガイドしてほしい」 現在は強豪イングランド代表を率いる名将。しかし、時を経てなお、日本のスポーツ界の発展を願っている。今も「エディーの魂」は、日本とともにある。

     

    転載ここまで

     

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